老化防止に効果的な食材は何か。管理栄養士の森由香子さんは「60歳をすぎたら、たんぱく質やビタミン類も豊富な納豆、なかでもひきわり納豆がおすすめだ。さらに納豆の血栓を溶かす酵素を増やし、いっそうからだに良い食べ物にするには少量の調味料を入れるといい」という――。
※本稿は、森由香子『60歳から食事を変えなさい』(青春出版社)の一部を再編集したものです。
60歳を過ぎたら、断然おすすめな納豆の種類
どんなに健康な人でも、年齢とともに少しずつ弱りがちなのが胃腸です。若い頃は朝食をたくさん食べたり、揚げ物や生野菜をがっつり食べたりしてもなんともなかった人でも、60歳に近づいてくると、そうもいかなくなってきます。
それは、病気というわけではなく、胃腸も確実に老化しているということ。消化吸収力の衰えにより、朝から納豆や卵を食べただけでも、なんとなくもたれた感じがしてしまうという人もいるでしょう。
でも、納豆は改めて言うまでもなく良質なたんぱく質源である上、ビタミン類も豊富。ぜひ、毎日の食卓に積極的にとりいれていただきたい優良食品です。
そこで、60歳を過ぎた方に断然おすすめなのが、ひきわり納豆です。
ひきわり納豆というと、ただ普通の納豆を細かく砕いたものと思っている方が意外と多いのですが、そうではありません。
ひきわり納豆とは、乾燥状態の丸大豆を割り、皮を取り除いた状態で作られた納豆です。皮がないので、食物繊維は少なめになりますが、その分やわらかく、消化が良いのです。

