死ぬまで健康でいるためには、どんなことに気を付けるべきか。医師の玉谷実智夫さんは「約9割もの認知症は、糖尿病に関係しています」という。『医学的に正しい健康長寿365日』(自由国民社)より、紹介する――。(第6回)
「寝たきり」の要因1位は認知症、では2位は…
寝たきりになってしまう原因をご存知でしょうか。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2016)によれば、次のようになっています。
1位(18.0%)……認知症
2位(16.6%)……脳血管障害
3位(13.3%)……高齢による衰弱
4位(12.1%)……骨折転倒
5位(10.2%)……関節疾患
2位(16.6%)……脳血管障害
3位(13.3%)……高齢による衰弱
4位(12.1%)……骨折転倒
5位(10.2%)……関節疾患
これらの中で認知症は有名ですし、高齢による衰弱も近年「フレイル」と呼ばれるようになり、知名度が上がってきています。
しかし2位の脳血管障害は、ややわかりにくいこともあってか、認知度が今一つ高くないようです。
脳血管障害は日本人の死因の第4位でもあり、脳梗塞の死亡者は年間6万人を超えていますから、予防のためにも知っておきたいところ。
脳血管障害の危険因子は、高血圧や動脈硬化、喫煙です。加えて運動や睡眠の不足、ストレスなども原因となります。
このうち動脈硬化は高血糖が原因になることも多いので、過剰な糖質も原因と言えるでしょう。
生活習慣全般にまたがってきますので、これだけやればいい、というお手軽な対策はありません。少しずつよい生活習慣を取り入れて、寝たきりを予防してほしいと思います。

