高市発言を擁護した人の心理

一方、この発言を「許容範囲」と考える人々は、異なる心理的枠組みを持っています。「政治はプロの世界なのだから、厳しくて当然だ」という思考です。

この場合、リーダーの「ラフさ」は「本気度の表れ」と解釈されます。心理的には、厳しい環境を生き抜いてきた自負(生存者バイアス)があり、「厳しい指導や指摘=必要な試練」という価値観を内面化しています。

加えて、「強いリーダーが自分たちを引っ張ってくれる」という安心感を求めている場合も、そのリーダーの攻撃性を「頼もしさ」としてポジティブに変換しがちです。また、身内や支持者も、多少の粗野な言動を「身内ゆえの甘え」や「信頼の証し」として矮小化する傾向があります。