モラルや礼節が右脳を育てる

モラルや礼節を守ろうとすることは、それ自体すごく大事ですが、右脳を鍛えるためにも効果的です。右脳の前頭葉、つまり右脳の思考系脳番地が病気や事故などで機能しなくなったり壊れたり、はなはだしく劣化すると、罪悪感や公徳心が欠如します。

加藤俊徳『脳は右から若返る』(大和書房)
加藤俊徳『脳は右から若返る』(大和書房)

日本の「お天道様が見ている」、キリスト教の「神の御心のままに」などは、神様を想定して行動の基本を唱えていますが、モラルを守ろうとすることはさまざまな意味で大切なことなのです。

また、日本人は協調性が高いといわれ、よく迎合しますが、迎合は左脳化を助長します。ほかの人がそうだから真似して同じように行動しているだけですから、自分の判断基準ではなく、世間を意識した基準になっているということでしょう。迎合もわかってやっていれば別ですが、右脳を鍛えることにはなりません。

長く生きれば生きるほど左脳化していきますが、右脳を鍛えることでゆがみは解消されやすくなります。話をするなど積極的に人と会うことは、右脳を使うトレーニングになります。

逆に、引きこもりや定年後にあまり家から出ない人、じかに人と接する機会が少ない人は、左脳を鍛えたほうがいいでしょう。

※「脳番地」(登録第5056139 /第5264859)は脳の学校(登録4979714)の登録商標です。

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