「この人物は本当にこんなことを言ったのだろうか?」
歴史小説を読みながら、ふと思ったことはないだろうか。歴史小説の大家である佐藤賢一氏によると、「ある人物がこう思った、こう言ったという記述は、基本的に全部ウソ」。
そのウソをいかに信じ込ませるかが、作家の腕の見せ所だ。「その状況なら、確かにそう思うだろうな」と読者に共感してもらうため、その時代の文化や政治、宗教については徹底的に史実に基づいて描き込むのだという。つまり、ウソの周囲を真実で固めるのだ。
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(インタビュー・文=堀田芳恵 撮影=大崎えりや)



