社団法人の理事になり保険料を安くしていた
【西田】さて、今回は「選挙の結果がどうなっても、この問題は繰り返し指摘しておきたい」という話があります。(対談は衆議院議員選挙の投開票日より前の1月21日に実施)
【安田】お、なんでしょう。
【西田】僕は「日本維新の会」という政党に関心があって、動向に注目しているんです。「与党」でもありますし!
【安田】ああ。X(旧ツイッター)やウェブ媒体のコラムでも、西田さんは維新の問題をいつも指摘していますよね。
【西田】はい。維新には以前からいろいろ問題があるわけですが、どれもきちんと説明されていないように見えるんですよね。藤田文武共同代表が公設秘書の会社に業務を発注した問題について、納得のいく説明はありましたか? それからもう一つ、これもしつこく指摘しておかなければならないのが、いわゆる維新の「国保逃れ」の問題です。
【安田】確かに衆議院選挙が行われることになって、その問題も何だかうやむやになった感があります。
【西田】ですよね。
【安田】私も最初の頃の報道は記憶にあるのですが、具体的にどうやって保険料を安くしていたのか、その仕組みがイマイチわからないまま選挙に突入してしまった、という感じでした。そもそも社会保険の仕組み自体が複雑で、具体的に何が問題だったのかがシンプルにわかりにくい面もありましたし。
【西田】多くの有権者も、同じように感じているのではと考えています。維新の「国保逃れ」がどういうスキームで行われたのかを説明する前に、まずは現在の健康保険制度を整理してみましょうか。
【安田】そうしましょう。まず、健康保険には自営業者やフリーランスが加入する国民健康保険・国保と、会社員などの給与所得者が加入する社会保険・社保がありますよね。社保には協会けんぽや共済が含まれる。私も大学所属なので共済に入っています。
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