ニューヨーク連邦準備銀行のリポートによると、米国の家計債務は18.6兆ドルに膨らんだ。これは同機関がデータ収集を始めて以来、過去最大の水準だ。住宅ローン、自動車ローン、学生ローン、クレジットカード残高のいずれもが記録的な高水準に達しており、リボ払いだけでも過去1年の急増で1.2兆ドルに達した。
生活苦と利払いの増加で、期日通りにローンを返済できないアメリカ人も増えている。延滞90日以上の「深刻な延滞」はローン残高の3%を超え、これは2008年のリーマン・ショック時以来の水準だ。学生ローンに限れば、直近の四半期だけで残高の14%超が深刻な延滞となり、同連銀の統計上最悪の結果となった。
「有権者の多くは、とにかく物事が“うまくいっている”状態を望んでいる。ガソリンや食料品を買えて、家族を養えて、子どもに明るい将来を用意できるという安心感がほしい。うまくいかない時は、責任者に不満が向けられる」と、ジョージ・ワシントン大学「政治コミュニケーション倫理プロジェクト」ディレクターのピーター・ローグは本誌に語った。
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当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら


