家電大手3社が、第1四半期決算でいずれも対前年比増収増益を達成した。だが、この数字にだまされてはいけない。現地通貨ベースで決算内容を見ると、改善されていないか、むしろ悪化していることがわかる。
パナソニックの海外売り上げを現地通貨ベースで見てみると、米国が-8%、欧州-14%などすべての地域でマイナス。国内の売り上げも-6%で、円安の影響を除けば、昨年より悪化しているという状況だ。ソニーも、液晶テレビやビデオカメラ、PCなど、ほとんどの商品で販売台数を下方修正している。
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