ジョブズは“失敗王”だった!
ソニー、パナソニック、シャープ……日本の電機メーカーの停滞が続いています。各社とも円安によって直近の業績は回復傾向ですが、イノベーティブな製品で世界の市場をリードしたかつての面影はありません。5年後、10年後、本格的に復活するためには何が必要か。そのことを考えるヒントは、現在のアップルにあります。
スティーブ・ジョブズが亡くなって1年半。もし、株価が低迷する今のアップルの状態を知ったら、彼は何と言うでしょうか。私はもともとティム・クックがCEOになった時点でアップルの将来を懸念していました。その理由は、ジョブズが典型的な「知の探索」型人間なのに対して、クックは「知の深化」型人間だからです。
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