季節の変わり目のメンタル不調に要注意
「最近なんだか気分が沈む……」。夏から秋への季節の変わり目は、自律神経が乱れやすく、心身の不調を感じる人が増えます。とくに秋は、日照時間の減少とともに「気分が落ち込みやすい」「朝からやる気が出ない」といった“秋バテ”のような症状があらわれやすくなる時期です。
こうした不調の背景には、体のリズムの乱れやホルモンバランスの変化にくわえて、「ある栄養素の不足」が関係していることが、医師たちの間で指摘されています。その栄養素、日本人の約8割が不足していると言われており、身近なスーパーで手に入る食材で手軽に補うことができます。また、日々の習慣を少し見直すだけで、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌をうながし、心の安定をサポートすることも可能です。
今回は、以下の3つの記事を通じて、「秋のメンタル不調をやわらげるヒント」をご紹介します。
・外資系産業医が語る「メンタルが安定している人の共通点」
・医師がすすめる「幸せホルモンを増やす朝の新習慣」
・医師が明かす「メンタルに効く栄養素」と“おすすめ食材”
「心が晴れない」「体がだるくて重い」などと感じている方にこそ、お読みいただきたい内容です。ぜひ3本まとめてご覧ください。
「これがある人はメンタル不調になりにくい」外資系産業医は知っている“ハードな職場でも元気な人”の共通点
(2024年8月1日公開)
仕事が忙しくても元気な人は何が違うのか。外資系企業を中心に年間1000人以上の社員と面談を行う産業医の武神健之さんは「趣味がある人は、ない人よりもメンタル不調になりにくい。タフな仕事をしていても趣味を継続できる人はいる。趣味がない人は、1つでいいから新しいことにトライしてみてほしい」という。<続きを読む>
これが不足するとメンタル不調に陥る…医師が勧める“幸せホルモン”セロトニンを増やす起床直後の新習慣
(2025年6月30日公開)
心身ともに健康でいるために何が必要か。東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂さんは「セロトニンには、うつ病や強迫性障害をはじめ心身の不調に悩む人を再び元気にする働きがある。私は『幸せホルモン』とも称されるセロトニンを脳内できちんと分泌させる『セロ活』を勧めている」という。<続きを読む>
日本人の80%はこの栄養素が不足している…医師が「メンタルに効く」と勧めるスーパーにある“食材の名前”
(2024年9月6日公開)
心身ともに健康に過ごすにはどうすればいいのか。医師の満尾正さんは「健康なメンタルを維持するためにはビタミンDの摂取が有効だ。私のクリニックでも初診時検査でビタミンDを調べているが、約80%の人に不足が認められている」という。<続きを読む>




