他社商品との差別化を図りたいとき、「業界初」「世界初」という表現はお客様に効果抜群です。そう表現できる商品は、非常にハイレベルな技術による機能が搭載されているものだけだと、思い込んでいる人も多いでしょう。キーエンスでは特許技術を用いずに、次々と「業界初」「世界初」を謳う新商品を生み出していますが、そのカギは「製販一体」にあります。キーエンス式の「業界初」「世界初」の商品の生み出し方をキーを教えます。

特別なテクノロジーなし!「業界初」をつくるテクニック

お客様に商品を提案するとき、「こちら、業界初の商品です」「世界初の技術が使われています」と伝えることができたなら、他社商品との大きな差別化につながります。

キーエンスにおいては、新商品のうちの実に7割以上が「業界初」または「世界初」と言えるものです。そう聞くと、「キーエンスには優秀な開発者が多くて、抜きん出て高い技術力があるから、業界初・世界初の商品がどんどんつくれるんでしょう?」と思う人もいるでしょう。しかし、キーエンスの「業界初」「世界初」の商品は、特許技術のように特別なテクノロジーを用いてつくられたものだけではありません。考え方の工夫次第で生み出せるものなのです。

(構成=プレジデント編集部 図版作成=大橋昭一)