Q. 大きないびきをかく人は病気か?
無呼吸でなくても放置はNG
大きないびきが睡眠時無呼吸症候群という病気の症状であることは、かなり知られるようになってきました。睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠の質が落ちて疲労が蓄積するだけでなく、高血圧など生活習慣病を招くことがわかっています。それどころか重症の場合は、夜中、家族の知らない間に亡くなることすらあります。お酒や睡眠薬を飲んで眠ると、息が苦しくても目が覚めず、無呼吸の状態が続いて心筋梗塞を起こしてしまうのです。
ところが、家族からいびきを指摘されても、「自分はそこまでひどくないから」と放置している人も多いでしょう。しかし本当はいびきをかくこと自体、健康によくないということをご存じでしょうか。睡眠時無呼吸症候群ではなくても、可能な限りいびきをかかないようにしたほうがいいのです。
そもそもなぜいびきが発生するかというと、眠っている間に舌の筋肉が弛緩して、舌根(舌の奥の部分)が喉の奥に落ち込むことで、気道が狭くなるからです。たとえば、楽器の笛は狭い管のなかを空気が通ることで音が鳴るようになっていますが、いびきもそれと同じ。狭くなった気道を空気が出たり入ったりすることで生じる摩擦音、これがいびきの正体です。
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