「今からじゃ遅い」と嘆く前に動いてほしい
英語の勉強はいつまでにやったほうがいいか私の経験から言うと、31歳で英語の勉強を始めましたが、ギリギリの時期だったと思います。
20代で始めていたらよかったなと本当に思いますよ。で、今、31歳でギリギリって言いましたけど、実は今の20代も大して英語を話せるわけではないことを考えると、40代、50代でも英語の勉強をする意味はあると思うし、それは若い人に対するいい意味での挑戦状というメッセージになると思うんですよ。
最近では20代でも、「もっと早く英語を始めればよかったです。もう今からじゃ遅いですよね」なんて言う人もたくさんいます。勉強しないためのただの言い訳だと思いますが、そんな感覚の人は好きな仕事はできないし、嫌々働きながら常に愚痴ばかり言うような人になります。
そういう意味で言えば、英語の勉強は40代、50代からでもできると思いますし、20代の仕事をかっさらうなんて、当たり前の時代になってくると思います。
とにかくこの本を読んでいる方は読み終わったら直ちに英語学習を始めてください。
時間とリスクをかけた人だけが進化できる
【HORIE’S EYE】(インタビューを終えて、堀江氏が考えたこと)
「英語の勉強の仕方が分かりません。どうしたらいいでしょうか?」
という質問をよくいただく。
そんな人に普段の時間の使い方を聞いてみるとだらだらと無駄な時間を過ごしていることが分かる。
村上さんのすごいところは英語の勉強のために1日3時間の時間を自分からつくったところだ。
バランスを維持したまま新しいことなどできるわけがない。
現状を変えることなく物事の良いとこ取りをしようなどというのは不可能というものだ。
心躍る体験を味わおうとすれば、そのために費やす時間も必要になるし失敗のリスクもある。物事は全てトレードであり、例外はない。
安定を求めることは、リスクなのだ。
その場にとどまり続けることは、同じ状態でい続けるということではなく、劣化していくということなのだ。
そもそもあなたはリスクを恐れるほど、何かを持っているのだろうか?
持たざる者が何を怖がる必要があるのだ。
今、あなたの目の前で、村上さんが「英語を勉強しろ」と言ってくれている。
それに「自分は凡人だから」と言ってしまった時点で、「自分は今のままでいい」「努力したくない」と言っているようなものなのだ。
どうせ言うなら、せめて努力してから言うべきだと思う。
圧倒的に大事なのは実行力だ。
思いつきよりも考えたことを努力して形にした人が本当に評価されるのだ。