「漠然としている=わからない」から不安になる
不安とは、未来における恐怖という感覚です。そして、漠然としている=わからないからこそ、不安なのです。人に話してみると、問題そのものは解決できなくても、不安や悩みの正体がわかったり、自分の中でこんがらがっていた糸が解けたりすることで、「ラクになった」経験を、皆さんも持っているのではないでしょうか。
ですので、ほとんどの場合、産業医からは特にアドバイスなどはしません。なるべく本人が自分で気がつくような質問を心がけています。そして、たくさんお話を聞きます。
質問ばかりしていると尋問みたいな雰囲気になってしまいますので、そうならぬよう雑談をしながら、このようなことを確認させていただいています。
この記事をお読みの皆さんも、ぜひ産業医とたくさん雑談をしてくださいね。