うまくいかない人ほど「数と根性」と思う

最後に、多くの売れない営業マンが勘違いしていることは「営業は根性と数だと思い込んでいる」ことです。

もちろん、根性も数も大事ではあるのですが、最重要かと言われるとそうではありません。

岡哲也『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』(プレジデント社)

先ほど説明したように、自己紹介をおろそかにしていたり、説明ばかりしてしまっている状態で、いくら現場に足を運び数を打ってもうまくいくはずがないのです。

売れずに業界を去っていく営業マンほど、思考停止したままとにかく気合で数を打とうと必死に営業活動をしてしまいます。

しかし、それではうまくいくはずがありません。疲弊してしまうだけです。

根性や数以上に大事なのは人の購買心理を理解し、正しい営業をまずは自分自身にしっかりと植え付けていくことです。つまり「型」を作るということです。

「型」を作らずに現場に出たところで、そこから学べることはとても少なく、無意味な時間を過ごすことになってしまいます。

まずは、売れるための「型」をしっかりと作りましょう。

何が正しい営業で、何が正しくない営業なのか

これまで、売れない営業マンに共通する3つのことについてお話ししてきましたが、読んでみていかがだったでしょうか。

おそらく売れてない人ほど当てはまることが多かったかもしれません。当てはまることが多かったからといって落ち込むことはありません。

大事なのは何が正しい営業で、何が正しくない営業なのかを知り、それを実践していくということです。

もし、より詳細に売れる営業マンになるためには何をすれば良いのかを学びたいという人がいらっしゃるのであれば、先日販売した私の著書である『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』を読んでみると良いかもしれません。

営業マンが何をすれば売れるようになっていくのか、かなり具体的なノウハウを文字数を最大限削り絵を使って説明しています。

ぜひ参考にしていただければと思います。

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