バブル世代の価値観では老後を乗り切れない
同じバブル世代の人々と付き合っていると、「個人消費に励むことで、自分たちが経済を活性化させている」といった言葉も耳にする。だが、「経済貢献」をお題目にして、安易な消費行動をすることは慎んだほうがいいのは言うまでもない。
こうした5つの特徴は、あくまで筆者の感じた他の世代との差異であり、バブル世代のすべての人に当てはまるわけではないだろう。消費の優先順位を決めて、子供の成長などライフステージにあわせて消費スタイルを変化させきた人たちが大半のはずだ。
しかし、バブル期の経験や価値観は、そう簡単には消滅しない。何かのタイミングで隠れた欲望がむくむくと復活する可能性はある。そんなバブル世代特有の「欠点」を肝に銘じないと、老後生活を乗り切ることは難しい。ぜひ気をつけてほしい。