グローバル化により、人事の見直しが必要とされる今。欧米の制度との違いを理解し、新たなマネジメントの構築に役立つ厳選本を紹介する。
続きを読む「20年読み継がれる」入門書【人事】
『新・日本の経営』(日本経済新聞出版社)
- 著者 James C. Abegglen
- [訳]山岡 洋一
『はじめての人的資源マネジメント』(有斐閣)
- 著者 佐野 陽子
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同志社大学政策学部教授1954年、兵庫県生まれ。神戸大学大学院経営学研究科修了。京都大学博士(経済学)。必要以上に同調を迫る日本の組織に反対し、「個人を尊重する組織」を専門に研究している。ライフワークは、「組織が苦手な人でも受け入れられ、自由に能力や個性を発揮できるような組織や社会をつくる」こと。著書に『「承認欲求」の呪縛』(新潮新書)をはじめ、『「ネコ型」人間の時代』(平凡社新書)『「超」働き方改革――四次元の「分ける」戦略』(ちくま新書)、『同調圧力の正体』(PHP新書)などがあり、海外でもさまざまな書籍が翻訳されている。近著に『何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造』(PHP新書)がある。<この著者の他の記事> 仕事選びでも「コスパ」が最重要…「言われたことしかやらない量産型社員」が増えている本当の理由