人工知能(AI)の進展で、医療の世界も目覚ましく進歩している。それによって、「生きること」に対してどのような価値観の変化が起こるのだろうか。
人工知能によって、治療困難ながんが寛解したり、認知機能が改善したりするケースが報告されている。だが、そのメカニズムを理解するのは難しい。近い将来、すべて人工知能にお任せする医療が普及するかもしれない。
研究の進展が著しい人工知能だが、その中心となっているアメリカ・シリコンバレーにおいて流行っているものがあるという。
それは、ずばり、「不老不死」。人工知能の開発を進めている研究者、起業家の間では、永遠の若さと生命を本気で願い、実現しようとしている人が多いというのである。
人工知能のような新しい技術によって、人間の生き方や社会のあり方を変え、文明を前進させようという思想は、「プロメテウス主義」と呼ばれる。人類に火をもたらしたとされる神話上の存在、プロメテウスにちなんだ言葉である。もともとは多彩な歴史的経緯を持つ表現だが、ここ数年は特に人工知能をめぐる楽観的な見方と結びつけて用いられる。
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(写真=iStock.com/Phanphen Kaewwannarat)
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