自分に合うアロマの香りで1日を豊かに過ごせる

私もワークスペースの香りは、かなり気にしています。

自分に合う香りを求め、数々のアロマディフューザー、ルームコロン、お香、などなど試しに試してきました。いずれも効果を実感しています。

今、私のブームは、ドラッグストアで買った「ハッカ油」をティッシュペーパーに湿らせ、デスクに置いておく芳香浴法という方法。これ以上はない、と私が思うくらいにダイレクトな香りで、効果はてきめん。

朝の体が“だる重い”時でも、一気に目が覚め、集中モードに入れます。

とはいえ、かなりマニアックですので、万人にはオススメしません。

オススメは、レモン、ペパーミント、ローズマリー、ユーカリなど、集中力を高める作用のある香りです。

「アロマスプレー」をふりかけるのもよし、精油をティッシュペーパーに1~2滴垂らす「芳香浴法」もよし、いろいろと試してみてはいかがでしょう。

香りにこだわると、集中できるだけではなく、1日の過ごし方が豊かになる感覚を得られますよ。

無音よりもおすすめなBGMの最適解

「BGMがあった方が集中力は高まる」とよく言われますが、ちょっと注意が必要です。実は、人によっては、BGMが集中力を下げることがわかっているからです。

まず、作業中に音楽を聞く習慣がない人は、BGMがない方が集中できます。

和歌山大学の研究では、作業中に音楽を聞く習慣がない人は、音楽を聞きながら勉強すると集中しづらいことがわかったのです。しかも、作業中に音楽があると、むしろイライラするとの考察も得られています。

では、私のように作業中にBGMを聞く習慣がある人は、どうなのでしょう。

この研究では、集中しづらいということはないものの、意外なことに「集中力が高まる効果はない」との検証が得られています。

だったら、シーンとした無音の状態がいいかというとそうでもありません。

オススメは、「環境音」をBGMにすることです。

「環境音」とは、波の音や雨の音、焚火の音、カフェのざわつきなどのことです。

無音だと、どうしても周囲の話し声や、自動車の音などが際立ってしまうことから、ちょっとした音が気になることも少なくありません。

この「環境音」は周囲の雑音をかき消してくれる“マスキング効果”もあり、集中したい時には最適なのです。