寒い季節は寒暖差を利用して一度外に出る

秋の眠気の3秒スイッチストレッチ
①手のひらの中央に、もう片方の手の親指を当て、1、2、3と圧をかけます

これは、先の記事で紹介した「食後の3秒スイッチストレッチ」です。

秋は、寒くなるにつれて血流が悪化しやすくなり、食事の量が増える人も多くなります。

食事の量が増えるほど胃に集まる血流も増え、より四肢に流れる血液が少なくなってしまいます。

食後のスイッチストレッチを定期的に行うことで、スッキリした状態で活動できるようになります。

冬の眠気の3秒スイッチストレッチ
①外に出て1、2、3、と深呼吸を行い、冷たい空気を吸う

冬に眠くなったり、集中力が落ちてしまったりする場合は、思い切って一度外に出ることがオススメです。

堀大輔『「眠りをコントロールする」24の方法 うまくいく人の睡眠の法則』(総合法令出版)
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外に出て、1、2、3、と深呼吸をして席に戻るだけで、鼻づまりが解決され、眠気も飛んだ状態で作業を進めることができます。

長時間外にいると体調不良の心配などもありますが、定期的に立ち上がり、温度変化を起こすことで、血流を促すことができます。

寒暖の差を体験することは、運動不足の人ほど、身体にとってメリットが多くなります。

外に出て、光を浴びることと、同じタイミングでカフェインを摂取する、可能であれば洗顔もしくは首周りといった部分を水で洗うことで、さらに眠気を抑制しやすくなります。

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