プーチン大統領が失った3つの「大切なもの」
いよいよロシア、プーチン大統領の運命が見えてきた。2023年6月下旬に突如として起きた“ワグネルの乱”。それ以前から、表面化している問題である。プーチン大統領はウクライナ侵攻で得るものは何もなく、失うものばかり。政治的な失脚にとどまらず、文字通りの“ご臨終”もありうる。
ウクライナは6月から南部と東部で本格的に反転攻勢に入った。守勢のロシア軍は、戦車による進軍を止めるために南部ヘルソン州でダムを爆破し、人為的に洪水を引き起こしたとみられている。ロシア側のなりふり構わぬ抵抗もあって、ウクライナの反攻作戦は時間がかかりそうだが、潮目が変わったことは間違いない。
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