日本経済新聞は、世界最大の経済紙だ。発行部数は302万部。米国最大の新聞であり、経済紙でもあるウォール・ストリート・ジャーナルは、209万部にすぎない。「三大紙」に部数は譲るが、経済における存在感は他紙を圧倒する。それは東京・大手町にある本社が、日本経団連会館と隣接するという立地からも、うかがえる。そんな「必読紙」の有効成分を、裏の裏までご説明しよう――。

日経の読者はリッチで専業主婦世帯が多く、国際面への関心が高く、紙面をじっくり読む。アンケート調査からはそんな傾向が浮かび上がった。
「個人年収」では299万円以下の割合は9.2%と全体平均の23.2%を大きく下回った。「共働き」では専業主婦の世帯率が平均より6ポイント以上高かった。なお「結婚率」は68.8%で、平均とほぼ同じだった。
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