効率よく勉強するにはどうすればいいのか。現役医学部生YouTuberの藤白りりさんは「勉強時間を増やすために生活リズムを変えるのはよくない。自分の体力や集中力を考えて、規則正しく続けられる時間帯を見つけることが重要だ」という――。

※本稿は、藤白りり『いつも気分よく集中できる 「必要なことだけ」勉強法』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

勉強しながら机に突っ伏して寝ている人
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勉強中に「眠い」と思ったら寝たほうがいい

勉強はストイックにやるもの、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。勉強自体はストイックにやったほうがいいですが、勉強するための“環境”に関しては、自分を思い切り甘やかしてあげましょう。

大切なのは「欲求を満たしてあげる」こと。欲求が満たされていないと勉強に集中することができないからです。

たとえば、勉強していて「眠い」と思ったら我慢しないほうがいいです。眠いまま勉強しても集中できず、記憶にも残りません。これでは何もしていないのと一緒ですよね。だったら、いっそ寝て、スッキリした頭で勉強を再開するほうが効率的です。「お腹がすいた」「喉がかわいた」「暑い」「寒い」「体がだるい」なども集中力の敵です。私はいつも勉強を始める前にお腹をある程度満たすようにしていました。そんなに間食をするほうではありませんが、脳を働かせるには糖分が必要ですから、勉強中にお腹がすいたらお菓子などを食べながら復習などの軽い作業をしていました。