少しの「冗談」で可愛さアピール

「ちょっと怖いなと思う人でも、何気ない一言から距離が縮まる」<br><strong>タレント 優木まおみ</strong>●1980年、佐賀県生まれ。2003年東京学芸大学卒。米ハワイ大学への留学経験も。在学中の02年に芸能界デビュー。以来、バラエティ、ドラマ、グラビアなどで活躍。
「ちょっと怖いなと思う人でも、何気ない一言から距離が縮まる」
タレント 優木まおみ●1980年、佐賀県生まれ。2003年東京学芸大学卒。米ハワイ大学への留学経験も。在学中の02年に芸能界デビュー。以来、バラエティ、ドラマ、グラビアなどで活躍。

ビジネスマンの方々の社長にあたるのは、私にとっては、大御所司会者の方々や所属事務所の社長などでしょうか。

マネジャーの方がいるのでエレベーターで2人きりになることはないんですが、まれにたとえばタモリさんや、みのもんたさんといった大先輩の方々と2人になる機会はあります。

そんなときは黙っていると気まずくなりますし、自分のことをおぼえてもらいたいので、こちらから積極的に話しかけていきます。

「今日のネクタイ、とてもいい色ですね」
「私も九州出身なんですよ」

そんなふうに相手のプラスになるようなことや共通の話題に触れてみるんです。すると、「そうなんだ」と話が弾み、その後の仕事もスムーズになります。

大物の方と2人でお話できるチャンスはめったにないですから、そんな機会があると「ラッキー!」って思いますね。

ただ、自分から話しかけるのは「社長」だけでなく、共演者やスタッフ、テレビ局の警備員の方々に対しても同じ。誰にでも必ずあいさつはします。できるだけ番組や仕事の感想を一言添えて。

「番組見ましたよ。面白かったです!」

そう言われて嫌になる人は、きっといませんよね。もちろんウソやただの社交辞令ではダメ。心からそう思っているのが前提です。