今や滅私奉公は必ずしも報われない時代

「単に仕事が多いのか、抱え込んでいるのか、見分けて手を打つ!」<br><strong>日本ガイシ社長 松下 雋</strong>●1946年生まれ。名古屋大学経済学部卒業後、同社入社。米国駐在計11年間になる。
「単に仕事が多いのか、抱え込んでいるのか、見分けて手を打つ!」
日本ガイシ社長 松下 雋●1946年生まれ。名古屋大学経済学部卒業後、同社入社。米国駐在計11年間になる。

部下が多忙でヘトヘトになっていたら、私はじっと観察し、どうしてそんなに多忙なのかその原因を探ります。昔なら酒に誘って「最近、仕事が忙しそうだが」と事情を探ることができました。そこで悩みなども話してくれたものです。

しかし、最近は無理に誘えばパワハラと言われ、私生活に立ち入ればプライバシー侵害になりかねず、腹を割って話す機会がつくりにくいのも事実です。

そういう意味では、部下が悩みを言いやすい環境をつくることも上司の重要なテクニックのひとつと言えます。