歴代の女性アナウンサーの「その後」に見る人生格差
女性アナウンサーは昔も今も華やかな印象の職業ですが、視聴者からずっと憧れられ、崇められる存在でい続けることは至難の技です。なぜなら、一部のベテランアナウンサーを除けば、いまだに「女子アナ30歳定年説」という、女性活躍を阻む悪しき習慣がテレビ業界に根強く残っているから。この暗黙の了解があるために、道半ばでアナウンサーの仕事を辞めてしまう人も少なくありません。
フリーになったとしても、地上波のレギュラーを持てたり、活躍できたりする人はごくわずか。元TBSアナウンサー、田中みな実(34・敬称略、以下同)のように女優になって成功するには、よほどの潜在能力がないと難しそうです。
彼女の場合は、ジムやエステに通って美を磨く努力家の面と、アナウンサーになる前の学生時代に自主制作映画に出演した過去があるなど、もともと演技の素養を持っていたことが成功につながりました。元TBSの後輩、宇垣美里(30)もその道に進もうとしています。2人のように、華やかな光の部分だけでなく闇の部分というか、表現者として地道な活動をしている人は女優として表現力が高そうです。
中村江里子(52)、雨宮塔子(50)、滝川クリステル(43)……
女性アナウンサーにとっての理想的なキャリアプランはどんなものなのでしょう?
30代、40代以上の場合、テレビ局社員でなくなっても、セレブ感や知名度を保つことにこだわりを持つ傾向があるかもしれません。例えば、フランス人のイケメン実業家シャルル・エドワード・バルト氏と結婚しパリに住んでいる元フジテレビの中村江里子(52)は、あらゆる要素でずっと憧れられる存在。嫉妬という低波動の感情が届かないほどの、幸せで素敵なパリ生活を送っています。
以前、カンヌ映画祭のレッドカーペットにドレス姿で現れた時、手が届かない遠い存在になってしまったと思わされましたが……。コロナ禍のパリで苦労されていましたが、その間の生活を綴った本は即重版。インスタに写真を投稿すると、ファンが賛辞を書き込みまくっています。先日は元TBSの雨宮塔子(50)と一緒の写真を投稿していて、「昔から憧れの大好きなお二人です」「素敵な女性ですね」などと賞賛されていました。
ファンのコメントもさらに輝くエネルギー源となります。投稿文内にあった「我が家のアパルトマンの中庭」という羨望ワードもまぶしすぎました。彼女のようになるには、実力や美貌だけでなく、運とか先祖代々の人徳とか様々な要素が絡んできそうです。
小泉進次郎(40)と滝川クリステル(43)の2人も、映え度が高いパワーカップルとしてずっと注目され続けることでしょう。