強いユーロを背景に成長を続ける欧州において、日本企業が業績を上げるにはどうすればよいのだろう。経営陣に現地の人材を迎え入れ、さらにそのチームをうまく機能させる3つのステップを紹介する。

典型的な大手日本企業の「グローバル経営」を考えてみよう。日本本社から見る世界の区分けはアジア・米州・欧州の3つが主流である。

アジアには積極的に投資を行い、米国は既存ビジネスの維持拡大に注力する戦略が多い。「成長」のアジアと「成熟」の米国。果たして欧州はそのどちらであるのか。答えはそのどちらでもなく「成長と成熟の融合」であろう。ここに日本企業から見て欧州事業経営の舵取りの難しさがある。