「投資は長期で分散投資」することでリスクを回避する

——そうなんですね。投資って聞くと、大きく損をする可能性が高いってイメージがあります。そこが腰が引ける理由なんですよね。

【藤原】わかりますよ。誰だって損をするものに大事なお金を預けたいとは思わないですから。ただ、投資すると必ず損をするかといえば、実はそうでもないんですよ。投資の仕方によっては損をせずにお金を育てることもできるのです。

例えば、とても単純な例ですが、過去に「国内債券」「国内株式」「外国債券」「外国株式」をそれぞれ25万円ずつ合計100万円で分散投資を始めた人がいたとしましょう。

投資をスタートしてから1年後の結果を見ると1年後に大きく増えた年もあれば、反対に大きくマイナスになった年もありますね。つまり元本割れです(図表1)。

このように1年という短い期間では元本割れする可能性が3回に1回くらいの確率でありますね。

1年間 所有期間利回り
出典=スマイルライフプロジェクト

けれど同じ割合で5年間持ち続けると元本割れして数はかなり少なくなっているのが分かります(図表2)。

5年間 所有期間利回り
出典=スマイルライフプロジェクト

さらに10年後の結果を見ると、投資した当初元本の100万円よりも少なくなって元本割れになったケースはないという統計データを確認することができます(図表3)。つまり、投資は長く続ければ続けるほど値動き(リスク)が抑えられて安定してくるのです。

10年間 所有期間利回り
出典=スマイルライフプロジェクト

そしてさらに5年間持ち続け、15年後の結果を見ると年平均利回りは段々とそろってきて大体3~6%くらいになっているんですね(図表4)。これを見る限り、「元本割れ」とはもう無縁の世界となっていることがわかると思います。

15年間 所有期間利回り
出典=スマイルライフプロジェクト

つまり、何が言いたいかといえば、投資は「余剰資金で長期的なスタンス」でやるものということです。