ルーズな人には期限をつける
気の進まない仕事は誰にでもありますが、部下や同僚が依頼した仕事を進めてくれないせいで、こちらが困ることもあります。その場合の対策として有効なのが「期限を決める」こと。
たとえば、いつも締め切りに遅れる人には「○月○日まで」と伝えて、それが守れなかったら、こちらの意向で進めるなど、何かしら条件をつけておくのがよいでしょう。それで相手が不利益を受けても、反論する資格はないという約束のもとで行うのは、ルーズな人に対するよくある手法です。
またギリギリにならないと、おしりに火がつかないという人もいます。そういう人は段階的に締め切りを分けたほうがよいでしょう。ギリギリ最後に全部もってこられるよりは、細かく見せてもらったほうが、修正も早くできて、お互いにメリットも多いので、そういう指示の出し方をするのもありでしょうね。
(構成=池田純子)