お金持ちになる人とならない人の差はいったいどこにあるのでしょうか? お金持ちが実践している、お金の習慣・考え方を学ぶことが、その差を縮めることになります。マネーコンサルタントの頼藤太希さんは、「お金持ちは、お金が貯まる仕組み、増える仕組みをつくり、習慣化している」と指摘。彼らが重要視する9つの習慣を紹介します――。
※本稿は、頼藤太希『1日5分で、お金持ち』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
お金持ちになるには、「お金の知識」と「行動」が9割
「気づいたら、お金がなくなっていた」
「貯金しようと頑張ってたけど、いつの間にか諦めてしまった」
「もっとお金があれば、と思うけど行動に移せない」
お金に悩む人たちに話を聞くと、たいていこういう答えが返ってきます。給料日前など、お金に意識が向く瞬間は「なんとかしなくちゃ」と思うけど、時間がたつと忘れてしまうのが現実。人生で必ずつきまとうお金の問題を、どこかで避けている人も多いのではないでしょうか。
お金持ちになるのは、実は簡単です。「お金の知識」と「行動」を身につけて、貯金体質になればいいのです。
「お金持ちは、ケチ」という話を聞いたことはありませんか? これは半分正解で、半分間違っています。なぜかというと、実際にお金持ちの人たちと話すと、金銭感覚は至極まっとうであるケースが多いからです。
抑えるところは抑え、使うべきところにしっかり支払う。抑えている部分だけをみると、「ケチ」に見えるのです。このメリハリのついたお金の向き合い方こそ、お金が貯まる理由だと僕は思います。お金持ちに共通しているのは、お金と日々向き合う、貯金体質になっていることです。
実生活のさまざまな場面での考え方・行動を変えることで、どんどん貯金体質に近づいていきます。
今までお手伝いする中で、成功する人と失敗する人を見てきましたが、その違いは「行動・実践するかどうか」でした。みなさんにもぜひアクションを起こしてほしいと思います。