バラエティ番組などで人気の上田彩瑛さんは、2019年に医学部の中でも最難関の東京大学理科三類に現役で合格し、同年の「ミス東大」にも選ばれた。センター試験で正解率95%をマークし、難問ばかりの東大の個別試験もパスした上田さんがすべての受験生に教える「今から間に合う驚きの得点アップ」勉強法とは――。

※本稿は、『プレジデントFamily医学部進学大百科2021完全保存版』の一部を再編集したものです。

理科三類現役突破&ミス東大の「センター正解率95%」勉強法を大公開

「受験は時間との闘いでした」

そう振り返るのは、2019年に「ミス東大」に選ばれた、東京大学理科三類2年の上田彩瑛さんだ。上田さんは大阪の中高一貫の女子校、四天王寺から現役で医学部の最難関である東京大学理科三類に合格した。

国公立大の場合は、センター試験(21年度から大学入学共通テストに変更)の5教科7科目に加え、大学独自の個別試験の対策、面接・小論文対策も必要になる。範囲が広いだけに、受験生への負担は大きい。上田さんはどのような工夫をして乗り切ってきたのだろうか。

「高2から東大理科三類を意識した勉強を始めたのですが、配点が高い個別試験の勉強に重点を置きました。人にはおすすめできませんが、物理と化学の受験勉強のスタートが高3からと遅かったので、年末ギリギリまで時間をかけました。センター試験の対策まで手が回らず、地理の勉強はクリスマスまでノータッチ。2週間で一気に詰め込みました」

上田さんは「かなりアクロバティックな受験だった」と苦笑いするが、センター試験では95%を超える得点率をマーク。センター試験利用入試で関西医科大学の合格をつかみ、追い風のまま、最高峰の東大に挑んだ。

そんな短期集中型の受験を可能にした四つの勉強法を教えてくれた。

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プレジデントFamily医学部進学大百科2021完全保存版』では、本稿の東大理科三類を突破した上田彩瑛さんのセンター試験正解率95%勉強法のほか、「偏差値・倍率・試験科目すべて公開! 全国82医学部『最新データ』」「偏差値40から何をしたのか マンガで読む『逆転合格』した子の勉強法」なども掲載している。ぜひ、手にとってご覧下さい。