ゲームやコミックでも大人気
(シャーロックの兄の)マイクロフト・ホームズ同様、モリアーティ教授もキャラクター的には非常に存在感があるため、彼を主人公としたパスティーシュも多数書かれている。
かつてはモリアーティ教授の名を知るのはシャーロッキアン(もしくは熱心なミステリファン)ぐらいだったが、現在ではスマホ用ゲームのキャラクターとして登場したり、モリアーティを主人公にした日本のコミック『憂国のモリアーティ』まで存在したりする。こちらは英国の階級社会を憂うモリアーティが、犯罪コンサルタントとして本当の悪を退治するする物語だ。
モリアーティ教授がダークヒーローとして活躍するというストーリーが成立するのも、シャーロック・ホームズ・シリーズが原典として強固だからと言えよう。