「カメラ目線の使い方」が合否のわかれ目になる

オンライン就活の必勝法は、ズバリ「カメラ目線の使い分け」です。対面の面接では、面接官の表情を確認しながら話すことが可能ですし、学生は全身(非言語)を使ってアピールすることができます。

オンライン面接
写真=iStock.com/ijeab
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しかし、オンラインでは面接官を映す映像と自分を映す映像が、パソコン上で画面の上下に並んだり、左右に並んだり、どちらかが小さく映ったりするため、面接官の表情の変化に注目したくても、相手のWEBカメラをこちらから操作できるわけではないので、結果として、画面のさらに小さな一部分で、かつ、面接官を全体像でしか捉えることができません。

また、学生は対面の面接のように全身を使ってアピールすることが難しく、自分の真剣さを表すには自分の目線をカメラに向けた時だけが頼りになります。

カメラ目線とは極端に言うと、カメラを「ガン見する」ということになりますが、自分の言うことを理解してもらうためにも、ここはテレビ局のアナウンサーのように、緩急をつけてしっかりと効果的に目線を合わせたり、外したりという練習をして臨みましょう。

ニュースキャスターの表情を真似する

■オンライン目線エクササイズ
1.WEBカメラは自分の目線の高さと合わせるか、少し上から自分を映すように調節しておく
2.WEBカメラの少し下にカメラ位置を示す小さなシールを貼って目印にする
3.力を入れて話したいところは顔がこわばらないように気をつけて、シールより少し下の位置に目線を移してからWEBカメラへと目線を移し、言葉だけでなく目でも訴えられるようにする

真剣に報道するニュースキャスターの表情を思い浮かべてみると納得ですよね。カメラ目線で真剣に訴えかけることで、あなた自身の気持ちを面接官に強く印象づけることも可能です。実際に「面接時の発言内容と表情が印象に残った」と内定時に採用担当から言われた先輩もいますので、ぜひ練習して習得を心がけてください。