オンライン面接の印象を良くする「6つのルール」
最初のあいさつが面接の明暗を分ける
WEB面接には、ノックして扉を開けて……というような入退室がないので、あなたの第一印象はオンラインでつながったその瞬間に交わされる「最初の挨拶」となります。
時間帯を考えて、「おはようございます」、「こんにちは」など応募者のほうからさわやかな声がけをするよう心がけましょう。冒頭では名前の確認もあります。これも挨拶と同時に応募者から名乗るようにしましょう。
たどたどしくてもしっかり自分を伝える
WEB面接では応募者の不慣れも考慮して、対面面接よりも少し長めの時間をとっていることがほとんどです。「対面だったら伝えられるのに」という残念な状態を少しでも減らすための手段が今のところ時間を長めに設定するということぐらいしかできていないのが現状ですが、応募者は時間を逆に有効活用し、伝わるように精一杯努めましょう。
「手を使ったジェスチャー」には要注意
状況説明はコンパクトにする
学生時代に力を入れたことや自己PRなどの定番質問は、ダラダラと長くならないよう、対面での面接よりもコンパクトに話せるように心がけたいものです。
オンライン面接ではジェスチャーを使って面接官にアピールすることが難しく、面接官があなたを見るのは画面に映る範囲のみのため、どうしても単調になりやすく、集中力が途切れがちとなります。状況説明はできるだけ短めにして、エピソードを話す時は登場人物が自分を入れて3人ぐらいまでとなるエピソードを探して話すようにしましょう。
いつもよりゆっくり「間」を空けて話す
パソコンやスマホ、Wi-Fiの環境にもよりますが、オンライン面接では回線の状態から映像や音声にタイムラグが生じる場合があります。応募者側からは問題なく見えていたり、聞こえていたりしていても、採用担当のほうにはタイムラグが生じている場合もあります。
面接官と話が何回も被って変な空気にならないように、いつもよりゆっくりと間を空けて話すように心がけましょう。
自分の手の位置に気をつける
かたくなって話せないようなら話せたほうがいいと、面接中に手を動かして話すことは、あまり気にしない企業が多くなってきました。
ただ、自分の手がカメラに近すぎると手と顔の大きさのバランスが極端になる場合があります。カメラと自分の距離感を考えて、事前にどのように映るのかをリハーサルしておくよう心がけましょう。