報酬1億円以上の経営陣を除いた平均報酬額
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報酬1億円以上の経営陣を除いた平均報酬額

報酬が1億円以上の取締役ばかりにスポットライトが当たっているが、全体の傾向も見ておこう。表(2)は1億円以上の報酬を得ていた取締役・執行役が在籍する企業について、1億円未満の取締役の平均額をまとめたものだ。取締役の平均像といってもいいだろう。

日産の1億円未満の取締役2人の平均報酬は4150万円。トヨタ自動車は6636万円で、ホンダは5077万円だ。JT6900万円、コマツ5940万円、味の素5858万円、パナソニック5028万円、日立製作所3488万円、東芝3425万円……。グローバル企業といえども、経営陣への仲間入りだけでは、報酬1億円が見えてこないということだ。

1億円以上の報酬を得ている役員を除いた平均が1000万円を切るのは、栗林商船、双葉電子工業、トシン・グループ、トーシン、三光マーケティングフーズ、シダックス。もちろん、これらの金額に使用人兼務としての収入や子会社からの収入が加算されていると見るべきだろう。いずれにしても企業間格差もあれば、同じ社内での取締役間格差もある。