派遣社員の惨状は、他人事ではない。すでに正社員切りの波が押し寄せてきているのだ。そう聞いても他人事のあなた、今こそこれを読むべし!

近年、注目度が高かった労働裁判といえば、日本マクドナルドと同社店長との間の「名ばかり管理職」の裁判だろう。2008年1月の一審判決後、09年3月18日に和解が成立。マクドナルド側は、一審判決で支払いを命じられた残業代など約755万円に、提訴後の残業代等を加えた計約1000万円を支払った。訴訟を理由に降格や減給、配置転換をしないとの条件つきだ。

ヨコの繋がりがなく、組合をつくるきっかけも少ない飲食店店長が立ち上がる事例は稀だ。しかも在職中の訴えだけに、世間の共感度は高かった。