昨今、「二極化」や、「勝ち組」「負け組」といった言葉がマスコミで盛んに使われている。

こうした思考法のベースにあるのが、「勝ち以外は負け」「勝者になれなければ惨めな敗者」という2分法にほかならない。

しかし、それは本当なのか、という根本的な疑問を、今から約2500年も前に投げかけたのが、中国の古典『孫子』だった。