銅メダルを取って愕然とした

シンクロナイズドスイミングの選手だった武田美保さん。アトランタ、シドニー、アテネと3回連続で五輪に出場し、そのすべてでメダルを獲得。どうやってモチベーションを維持していたのか。

シンクロスイマー、オリンピック銀メダリスト 武田美保氏
シンクロスイマー、オリンピック銀メダリスト 武田美保氏

「特に秘訣があったわけではありません。続けていたのは、やらないと答え合わせができなかったからなんです。1回目のアトランタでは、代表選手になれるかというギリギリのレベルだったので、代表に選ばれた時点で満足してしまって。本当はそこがスタートなのに、自分の中では終わっていた。だからオリンピックまでの8カ月間の合宿は、やらされてる感だけで、とにかくしんどい時間でした」