長いトンネルの出口が見えない。新卒・中途を問わず雇用情勢は厳しいままだ。「社会人になったら」「今の会社にしがみついたら」一生でいくら稼げるか、試算の結果は……。

国税庁が2010年9月に発表した「2009年度分 民間給与実態統計調査」によると、サラリーマンの2009年1年間の平均給与は、前年比23万7000円減の405万9000円(平均年齢44.4歳、平均勤続年数11.4年)となった。

調査が始まった1949年以来、下落額、下落率ともに過去最大で、平均給与が最高だった97年の467万3000円と比べると、年収は61万円以上も下がった計算となるのだ。リーマンショック以降、日本経済に影を落としたマイナスのスパイラルは、私たち給与所得者を直撃しているといえるのだろう。