10年で大きく変わった目の治療法

目の病気で、この10年間で一番大きく治療法が変わったのは、滲出型加齢黄斑変性でしょう。高齢者に多い疾患で、ものが歪んで見えたり、視野の中心が黒ずんだり、かすんだりし、放置すると発症から1年ほどで視力を失ってしまうこともある難病です。

日本ではここ10~20年で症例が増加しており、緑内障、糖尿病性網膜症、網膜色素変性症に続き、失明原因の第4位となっています。