人気ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」の最新シーズンが10月17日から始まる。このドラマに取材協力したフリーランス麻酔科医の筒井冨美氏は「このドラマが始まった2012年以降、1つの病院に属さないフリーランス医師の認知度が急激に上がった。産婦人科医なら年収5000万円も可能。そういう働き方は日本全体のトレンドではないか」という——。

ドラマの影響か「ドクターX」が最近増えている

「私、失敗しないので」

主人公のフリーランス女医(米倉涼子主演)の決め文句で知られる人気ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」(テレビ朝日系)。2019年10月17日からシーズン6が放映される。本作が始まったのは2012年10月。たびたび20%を超える高視聴率をたたき出している。

このドラマが始まり、「フリーランス医師」の認知度は急激に上がった。2012年当時は医療界でも「麻酔科における一時的なブーム」といった程度だったが、このドラマの影響で診療科の壁を越えたトレンドとなり、新たにフリーランス医師となる人も増えている。

画像=テレビ朝日「ドクターX」番組サイト
「ドクターX 外科医・大門未知子」は10月17日21時より、テレビ朝日系列で放映