総菜はロボットがつくり、品出しや清掃も自動
コンビニで商品を手に取った顧客が会計せずに店を出る。商品に付けた無線識別タグにより専用レーンをくぐれば自動決済される。ディスプレー上にはバーチャル店員の接客。総菜は店頭でロボットがつくり、品出しや清掃も自動。2018年10月、家電とITの見本市CEATECジャパンに初参加した、ローソンの竹増貞信社長が示すコンビニの未来像である。
人手不足の深刻化で「人件費が高騰し店舗の維持が難しくなっている」(オーナー)との悲鳴がある。竹増氏は「このままだと出店が続けられなくなる。デジタル技術のフル活用でこの先も進む人手不足に対応する」と強調する。足元では自動釣り銭機能付きのレジや、発注の作業時間を大幅に短縮する発注システムの導入などで店舗の省力化を進めている。
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(写真=時事通信フォト)

