俺流に固執する、ダメ上司に要注意!

「黙って俺についてこい!」。そんな自信満々な上司は、ことドラマや小説では格好良く描かれます。ひと昔前は、「日本男児」あるいは「姉御肌」な頼れる上司だったかもしれません。

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しかし現実には、「自分についてきたら損はさせない」と口にする上司が、頼れる上司かというと甚だ疑問です。口ばかりで、実績を残せず出世をしない人も多いものです。

そんなダメ上司の大きな問題が、自分のやり方がすべてと思い込んでしまっていること。過去の成功体験に囚われて、他のやり方に目を向けることができなくなっている。それゆえ、他人の言うことを聞き入れない。そんな上司には誰もが心当たりがあるのではないでしょうか。

そんな「俺流」に固執する人の中にもの凄いカリスマ性の持ち主がいるかもしれません。ただ、それはひと握りのデキる人。誰もがそのカリスマ性を持った上司になれるわけではないのです。

昨今のパワハラ上司や、日大アメフト部や日本ボクシング連盟などのスポーツ界で立場を築いた人たちの不祥事を見るにつけ、「カリスマ」という虚像は脆いものと思います。

しかも、1つの方法がいつまでも通用するような、単純な価値観で処理できる仕事はどんどん世の中から減ってきています。むしろ、複眼的に物事を捉え、仕事にあわせて自己をアップデートできる人材のほうが、今後活躍できると言えます。