一流のビジネスパーソンはどこが違うのか。そのひとつは「数字を扱う力」だろう。なぜ数多のデータを瞬時に分析できるのか。プロに、そのテクニックを聞いた――。

「コストが大幅に削減できます」と「コストが100万円削減できます」。

どちらも言っていることは変わりません。しかし、説得力を感じるのは後者ではないでしょうか。ビジネスシーンで数字を使って語れる人は、勝てる人です。数字には具体性と客観性があり、万国共通で、どんな相手も動かす強い力をもっているからです。

数字を習慣として使いこなすには、物事を数字に置き換える計算力が求められます。ただし、「計算力が高い人=仕事ができる人」ではありません。計算力には数字に限らず、仮説を立てたりシナリオを考えたりする力も含まれるからです。

(構成=石井謙一郎 図版作成=大橋昭一)