会社で一生懸命に仕事をし、高い給料をもらい、少しでも上のポストを目指す。多くの人が現役時代は、そんな気持ちで働いています。いってみれば、実績を積み上げる「足し算の人生」です。けれども定年になったら、背負うものを減らす「引き算の人生」にしてもいいのではないでしょうか。

ビジネスマンの人生は飛行機のようなもので、新入社員は燃料を目一杯に使って離陸します。やがて巡航速度に達し、目的地が近くなると徐々に高度を下げ始める。まさに定年間際は、この着陸体勢に入った状態です。そして、スピードを落として滑走路に降ります。