年末年始 体のダイエットの次は「家のダイエット」だ
さて、年末である。忘年会、クリスマス、お正月……。まあ、太らないはずがない。だが、私の体重は変わらない、と誓うことができる。声を大にできる。
以前、レポートしたように、あるダイエット法で私はスリムなボディを手に入れた(運動ゼロで「2トン」痩せさせた、美人先生の「殺し文句」http://president.jp/articles/-/17734)。最大マイナス9kg。そこから1kgほど戻ったが、ほぼ無理なくキープできている。なぜ、リバウンドしないのか。それは「意識」まで変えることができたからだ。
カラダが細く軽くなると、自然と動きも機敏になる。そして、自分に目が向くようになる。
「もっときれいになりたい」
そんな欲が自然と湧き上がってくるのだ。その欲は、やがて自分から離れ、身の回りへと広がり、視野はさらに広がっていく。そして、到達したのだ。「家もダイエットしたい」という境地に。
「ダイエットと断捨離は似ている」
誰かがそんなことを言っていた。無駄な体脂肪を落とし、体内に摂取するものを厳選していくことは、家を整理整頓してシンプルにすることと似ている。私の次なる欲望は、美しい家づくり。かつてお世話になったダイエットの先生も言っていたっけ。
「家は女のカラダです」
確かにそうかもしれない。そんな思いを持ち始めた頃、知人から一通のメールが届いた。それは、私の心を見透かしたかのような内容だった。知人は片づけのプロ「美的収納」を生業としている女性。どうやら我が家にはモノがあふれかえっていると誰かから聞いたらしい。