「ワークフェア」とは、work(労働)とwelfare(福祉)を組み合わせた言葉だ。ただ、使われ方は2種類ある。
区役所に集団で生活保護申請に訪れた人々とボランティア。
まずは福祉を受ける条件として労働を義務づけるというのが一つ。生活保護の受給者に対して、公共事業などで仕事をする義務を課すものだ。この考え方は米・ニクソン政権時に公民権運動によって白人以外への福祉が急拡大し、財政が維持できなくなった時期に登場した。働けば収入が増加するため、就労インセンティブが働き、次の仕事につながるのが長所だ。
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