尖閣諸島問題を受けた中国当局による訪日観光自粛措置で揺れていた10月9日、検診と観光を組み合わせた医療ツーリズムの第2弾となる中国客11名が、上海からチャーター便で徳島空港に到着。一行には徳島市内の川島病院で糖尿病や心臓の検査を受けた後、阿波踊り見物などを楽しむ2泊3日の予定が組まれていた。
徳島県を挙げて歓迎された上海からの医療ツアー。
実際に検診を受けたのは4名。このうち2名が高性能コンピュータ断層撮影装置(CT)を使った狭心症や心筋梗塞の検査を、残りの2名は内臓脂肪CT撮影や血管内皮機能測定などの糖尿病検診に臨んだ。専門の医療通訳が同行し、同日中に医師から検診結果が伝えられた。
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