医療ツーリズムの世界市場の規模予測
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医療ツーリズムの世界市場の規模予測

第1回で少し触れたが、医療ツーリズムとは医療サービスの受診や治療を行うために他国を訪れる旅行のこと。対象となるサービスは人間ドックのような「検診」や本格的な「治療」だけでなく、「美容・健康増進」も含まれる。04年時点で400億ドルであった医療ツーリズムの世界市場の規模は06年には600億ドルへ成長。それ以降も市場の裾野を広げており、12年には1000億ドル規模になるものと予測されている。

そうした医療ツーリズムの立ち上げで、国内経済の活性化につなげていくことの重要性を早い段階から指摘していたのが亀田総合病院の亀田隆明理事長だ。

亀田隆明理事長とJCI認証取得に取り組んだジョン・C・ウォーカー氏と佐野元子さん。

亀田隆明理事長とJCI認証取得に取り組んだジョン・C・ウォーカー氏と佐野元子さん。

千葉県鴨川市にある同病院は1980年代から在日米軍の患者の受け入れを行っていた関係でグアムやサイパンでも知名度が高まり、現地から一般の患者が訪れるようになった。また、09年9月には日本の病院として初めてアメリカの国際的医療評価機関であるJCIの認証を受けたことでも注目されている。