9月から米動画配信大手ネットフリックスが日本でのサービスを始めるなど、テレビ業界を取り巻く環境は大きく変化しつつある。

ここ数年、業績そのものは悪くない。2000年代にインターネットが普及して、ネット広告が伸びてテレビ広告費を圧迫した時期もあったが、テレビ広告を減らした結果、販売に影響が出た企業が10年ごろからテレビ広告を再評価し始め、企業ブランディングにおいては「テレビ広告+ネット広告」が最適解とされた。

(構成=衣谷 康)
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